西はバルト海や黒海、東は太平洋に至るまで、ユーラシア大陸の東西にまたがる国土はまさに広さ世界一。サンクトペテルブルグや首都モスクワをはじめとする歴史遺産や美術館などの美しい街並みと芸術、「日本から一番近いヨーロッパ」と言われる極東地域までその奥深い魅力に、訪れる人はいつしかすっかりハマってしまうのです。
〜おすすめ情報〜Recommended Information
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日本からのアクセス
首都モスクワにはアエロフロートや日本航空が成田より直行便を就航しています。
また、フィンエアーやブリティッシュエアウェイズ、フルトハンザなどのヨーロッパ系航空会社や大韓航空、タイ国際航空なども就航しています。一方、極東のウラジオストクやハバロフスクは、S7航空やオーロラ航空といったロシア系航空会社の他、大韓航空も就航しています。 -
パスポート・ビザ
パスポートの必要残存期間は出国時6ケ月以上、未使用査証欄は見開き2ページ以上です。
日本国籍の場合、ロシア入国に際しビザが必要で、ロシア大使館・総領事館、ロシアビザセンターで事前申請を行います。
ウラジオストクやハバロフスクなど極東の一部の地域では8日以内の滞在に限り電子ビザでの入国が可能です。 -
気候
国土が広いため、気候も様々です。
※モスクワ・サンクトペテルブルク・ウラジオストク・・・夏は25℃を超えることもありますが、平均気温は20℃程度と比較的涼しく、雨も多くなります。一方冬は乾燥しており、平均気温は-10℃前後となります。
※ハバロフスク・イルクーツク・・・夏は20℃前後と暖かくなりますが、冬は-20℃以下まで気温が下がります。雨は夏場は降りますが、冬はほとんど降りません。
旅行しやすいのは6~8月の夏のシーズンです。但し、夏に訪れる場合でもカーディガン等の羽織物は持っておいた方が安心です。 -
通貨・両替・クレジットカード
レバノンの通貨単位はルーブル(RUB)、補助単位はカペイカです。
1ルーブル=100カペイカ≒1.68円(2019年9月現在)
都市部の銀行では日本円からルーブルへ両替できるところも増えていますが、両替のため米ドルやユーロを持参する方が安心です。また、ATMでのキャッシングも利用できます。
クレジットカード(VISA、MASTER)決済が可能なところも増えていますが、現金での支払いが主流です。 -
予防接種・医療事情
モスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市では施設や設備の整った私立病院がございますが、費用は高額で、入院や手術の際には事前に保証金を請求される場合がほとんどです。
一方、ウラジオストクは公立の医療機関が主流です。医薬品は薬局で簡単に購入できますが、日本よりも薬効成分の含有量が多いものもありますので、使い慣れた薬類は日本から持参した方がよいでしょう。
また、緊急の場合に備えて、海外旅行保険への加入をお勧めします。 -
治安
ロシアの犯罪件数は年々減少傾向にありますが、日本人旅行者もスリやひったくり、置き引きなどの被害に遭っています。
手荷物から目を離さない、多額の現金や貴重品は持ち歩かない、夜間の一人歩きは避けるなどの基本的な防犯対策は必要です。
また、ロシアでは外出の際、パスポートの携帯が義務付けられています。盗難被害に遭わないよう、十分お気をつけください。
外務省海外安全ホームページ -
その他
※ロシアでは政府関連施設や治安機関施設等の建物内での撮影や,国境地帯から5キロメートル以内の場所での撮影は禁止されています。
※公衆トイレが少ないのでホテル・食事場所を出る前に済ませておくことをお勧めします。市内の公衆トイレは駅・市場・博物館に必ずありますが、有料のところが多いです。利用料金は5ルーブル程度です。ここでは現地通貨をお持ちください。
公衆トイレはトイレットペーパーの設置が無いところも多いので、ご持参ください。