Oman
オマーン

Oman
オマーン

Oman
オマーン

Oman
オマーン

TOP > OMAN

アラビア半島の東部に位置するオマーン。中世、海洋交易国家として隆盛を誇り、アラビアンナイトに登場するシンドバッドはこの地から出港したとされています。近代国家として発展を続けつつも、手つかずの大自然や古き良きアラブの雰囲気も残されており、伝統社会と現在社会を同時に味わえる魅力的な国です。

  • 日本からのアクセス

    日本からのアクセスで便利なのはカタール航空、エミレーツ航空、エディハド航空の中東系3社。首都マスカットにはカタール航空、エミレーツ航空、エディハド航空、第2の都市サラーラにはカタール航空、エミレーツ航空が毎日就航しています。(2024年5月現在)

  • パスポート・ビザ

    パスポートの必要残存期間は入国時6ヶ月以上、未使用査証欄は見開き2ページ以上です。
    日本国籍者は、オマーン入国後14日間までの短期滞在(観光等)の場合、査証は免除されますが、有効なパスポートに加え、復路航空券、ホテル予約確認書を所持している必要があります。また、15日以上オマーンに滞在する場合は、事前にe-Visaを取得する必要があります。なお、無査証入国の場合、滞在期間の延長や他の査証カテゴリーへの変更はできず、滞在期間を超えた場合には、罰金が科せられますのでご注意ください。

  • 気候

    マスカットや北の海岸地方は、夏は高温多湿で、雨は冬季に少量降るに過ぎません。4~10月が夏季で、特に5~8月は最高気温が40~50℃以上、最低気温が30℃以上という酷暑が続きます。湿度は6~9月が高く、平均80%以上にも達します。12~2月は快適な季節で気温は10~30℃程度までの間を推移します。
    内陸部では夏の気温はこれより高く、冬の気温は若干低くなり、総じて湿気は少ないといえます。雨量も少ないですが、ハジャル山地では冬季及び夏季にかなり頻繁に降雨があります。
    サラーラを中心とする南部ドファール地方はモンスーン気候で、6~9月の雨季は、湿度は高いものの最高気温は30℃程度とオマーンの他の地域に比べ低いです。乾季には湿度が下がり、気温も雨季の前後は若干上りますが、冬は低くなります。

  • 通貨・両替・クレジットカード

    オマーンの通貨単位はオマーン・リアル(OMR)、補助単位はバイザです。
    1リアル=1000バイザ  1リアル≒405円(2024年5月現在)
    リアルへの両替は空港やホテル、市内両替所等にてUSドルやユーロから可能です。都市部では日本円からの両替も可能です。また、ビザやマスター等の主要クレジットカードも使えます。

  • 予防接種・医療事情

    入国に際し、黄熱に感染する危険のある国(ルワンダ、タンザニアも含む)から来る、生後9か月以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。乗り継ぎのため、黄熱に感染する危険のある国の空港に12時間以上滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。ご旅行の際は渡航ルートを事前にご確認ください。
    厚生労働省ホームページ:https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/yellow_fever_certificate.html#o

    医療機関は国立病院と私立病院に分けられ、外国人は私立病院を受診するのが一般的です。施設面はそれなりの水準にあり、軽症例・中等度までの疾病や外傷の診療は可能と考えられますが、急性の循環器疾患や複雑外傷などに対する治療の場合は医療先進国への移送が必要となる場合もあります。万一に備えて、海外緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをおすすめします。医療費の支払いについて、キャッシュレスサービスを受けられる病院は原則として無く、一旦現金もしくはカードで支払う必要があります。

  • 治安

    オマーンは近隣の中東諸国の中では比較的治安が安定している国ものの、スリや置き引き、路上強盗、キャッシュカード関連犯罪などが発生しています。多額の現金や貴重品は持ち歩かない、早朝や深夜の単独行動はしない、流しのタクシーは利用しない等、基本的な注意は必要です。
    外務省海外安全ページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_047.html

  • その他

    *イスラム教国のため、女性は過度な肌の露出(ノースリーブ、ミニスカート等の着用)は避けたほうが無難です。モスク見学の際、女性は髪の毛を出すことができませんので、ショールなどをお持ちいただくとよいでしょう。貸し出し(無料)もございます。また、男性も膝下を出すことができませんので、長ズボンを御用意下さい。
    *飲酒はホテルやレストラン等限られた場所を除き、大衆の目に触れる場所では慎んでください。飲酒中の写真をSNS等にアップロードする行為は違法となります。
    *人物の写真を撮る際は本人の許可を取ってから撮影するようにして下さい。特に女性の写真を無断で撮ると問題になる場合があります。また、軍事施設や空港などは写真撮影が禁止になっています。

Local Information