「小」川渡り@マサイマラ

十月でもヌーの川渡りをぎりぎり見られるのではないか、と淡い期待を胸にナイロビ在住の友人達と行きは空路、帰りは7時間の陸路というパターンでマサイマラに行った時のレポートです。

ヌーのごちそう.

IMG_0031十月始めに三日間だけ訪れることになったマサイマラ。前の週にまとまった雨が降ったらしく草原はヌーの好きな新芽で覆われていました。あの平たい唇が地表の草を食む際に力を発揮するそうです。保護区の中央部を流れるマラ川の激しさを目にしてからはこの川を舞台にした川渡りを目撃するのは半ば諦め、逆に支流や小川をメインの撮影シーンとして想定することにしました。乾季であれば干上がっているような川床が数日続いた雨によって水をたたえていたからです。

浅瀬は余裕.

IMG_0109一日目はマラ川の東岸でサファリを行いました。ヌーもシマウマも全体的には南へ向けて行進を続けているようで、それぞれが活発な動きを見せていました。車で草原を走りながら列を作って歩いている群れを見つけ、その前方に谷か沢があれば先回りして撮影ののロケーションを定める、という流れになりました。予想したとおりに乾季なら干上がっているであろう浅瀬に水が溜まっていて、そこをさほど濡れることもなくシマウマの群れが横切っていきました。

次はちょっと深い.

IMG_0563別の場所では10センチくらいの水深があるらしく、ヌーとシマウマの混合チームが少しだけスピードを出して小川を渡ってくれました。シマウマが起こす水しぶきの方がヌーのそれよりも迫力があったのは蹄の形が理由なのかもしれません。丸くて半円形ですから。

南端サンド川.

IMG_0836キーコロックロッジから南へ20キロ行くとタンザニアとの国境を形作るサンド川に着きます。南進する群れの様子を見に出かけましたが、群れはいるものの緑のカーペットも適当な小川もなく、興味深いシーンには出会いませんでした。5キロごとに建つケニアとタンザニアの境界を示す石碑で記念写真は撮りました。

ヌー、跳ねる.

IMG_0908翌日はマラセレナのある西側に滞在しましたがヌーの姿は少なく、わざわざ東に戻ってサファリをすることになりました。一度、ヌーが小川を渡り始め、途切れてから再開したときには写真手前の深い場所ではなくて奥に見える水の無いエリアを選んで渡るようにしていました。ワニなんかいないくらいの浅瀬なんですが彼らの思慮深さに感動さえ覚えました。

キ、キリンも.

IMG_1031番外編として、キリンが水たまりを横切るシーンにも出会えました。身長4メートルですから膝どころかつま先くらいしか濡れないでしょう。乾季の終わり、または雨季の始まりにはこのように活動的な動物の姿が楽しめると言えます。ただ私のハイエースは二度も泥沼にはまり込んだのでリスクはあることを覚えておきましょう。


Was there on 2016-10-07