Puerto Ayora
ガラパゴスの玄関バルトラ空港(左) 海峡を渡ればサンタクルス島(右:プエルトアヨラの町を海側から眺める)
キト(またはグアヤキル)より空路バルトラ島へ。このバルトラ島が空港の島でありサンタクルス島の玄関口でもある。このバルトラ島には空港と船の発着する港以外これといって何も無い。サンタクルス島へ向かうには空港から公営のバスに乗ってまずはイタバカ海峡へ向かう。海峡のバルトラ島側の桟橋にはかつてヨットで世界一周をした”堀江健一氏”の記念碑が建っており、まるで久々に日本人に会った様な嬉しさを感じずにはいられない。この海峡を渡ると突然、植物、動物が多くなりバルトラ島の赤茶けた不毛の土地とのギャップがこれから起こる素晴らしい出来事の数々を想像させとても楽しくなってくる。サンタクルス島側の桟橋で再度迎えの車もしくはバスに乗り島を縦断する。驚くのは北と南では全く天気が違うことで、それもそのはず、この島の中央部は高い山に分断されており海上の湿った空気を含んだ季節風によって南北の天気が分かれ、この湿った風は人々が住むサンタクルス唯一の都会プエルト・アヨラに雨となって湿度をもたらし湿度を失った風が山を越えてバルトラ島側に吹き降ろすといった具合です。よって空港は晴れの天気が多く、プエルト・アヨラは曇りの日が多いのです。この雨によって島の半分は緑が濃く、鳥達やそこで農業を営む人々の潤いとなっているのです。
プエルトアヨラ市内
プエルトアヨラはガラパゴス及びサンタ・クルス島最大の町である。
町の中にはホテル、公園、レストラン、ディスコ、バー、土産屋等が立ち並び観光客で賑わっている。当然この島の人口もこの町に集中しており学校や政府機関、航空会社、銀行等もこの町にある。

インターネットカフェも多くあり、ここから世界中にメールを打つ事もできる。このプエルト・アヨラの港はガラパゴスのダイビング基地であり、多くのクルーズ船や日帰りダイビングを楽しめるダイビングサービスも多くある。また、この町の一番の見所と言って良い「チャールズ・ダーウイン研究所」も町から歩いて行ける場所にある。この町の面白さは動物との共存にある。イグアナやペリカンと言った野生の動物が町のあちこちを歩いたり日光浴している姿を見かけるが、これを気にする人々はおらずとても自然に風景に溶け込んでいるのである。


チャールズ・ダーウイン研究所
かつてガラパゴス諸島のユニークな動植物の植生に注目し「進化論」を唱え「種の起源」を著したチャールズ・ダーウインの精神を受け継ぎ今でもガラパゴスの動植物を世界中から集まった学者やボランティアの学生が日々研究を続けている。研究所には各島のゾウガメが保護されており小亀の繁殖も行われており、その様子を見る事もできる。また研究所内にはガラパゴスゾウガメと触れ合えるコーナーや小さなミュージアムも設けられている。中でも有名なのは世界にたった一匹になってしまったピンタ島のゾウガメ”ロンサム・ジョージ”が保護されているコーナーで、運さえ良ければその姿を茂みの中から見せてくれるかもしれない。また研究所の敷地内には様々な植物も育っており、そのユニークな姿や花々、その木にやって来るフィンチ(鳥)の仲間達、トカゲ等も簡単に観察できる。
プエルトアヨラ郊外へ
Bahia Tortuga  (トルトゥーガベイ)
プエルト・アヨラの中心から歩いても行ける美しいビーチ。ハイキングコースが整備されており、アップダウンの遊歩道を約1時間歩くと到着する。ハイキングコースはとても静かで様々な野鳥、トカゲの仲間、木の様に大きく育ったサボテン等を観察できる。ビーチではウミイグアナやグンカンドリ、カツオドリ、サギ、フラミンゴ(季節により)等を観察する事もできます。

High Land Tour (ハイランドツアー)
プエルト・アヨラとイタバカ海峡の中間の山にいくつかの見所があり、サンタ・クルス島での一番ポピュラーなアクティビティとして人気があります。ハイランドツアーでの見所は下記の3つになります。
Los Gemelos (ロス・ヘメロス)
ロス・ヘメロスはサンタ・クルス島のほぼ中央部の山中にある巨大な穴で古代の噴火の際に出来たとされています。ヘメロスはスペイン語で「双子」を意味しサンタクルス島を縦断する道を挟んで両脇に同じようなクレーターがが2つぽっかりと巨大な口を開けている。
Lava Tunnels (ラバ・トンネル)
ラバ・トンネル(溶岩トンネル)は火山が活動する時に地底の溶岩が流れた跡でその後空洞となり残ったもので、サンタクルス島内のいたるところに存在します。地中の石灰分が作り出す鍾乳石も見られます。
Tortoise Reserve (トータス・リザーブ)
サンタクルス島には柵で囲まれた広大な敷地のゾウガメ保護区があり野生の姿を見る事ができます。繁殖期以外はオスとメスはそれぞれの場所に暮らしていますがシーズンによってメスを求めてオスの大移動もあるらしいです。移動の際に頑丈な柵を壊してしまう事も良くあるそうです。ここでは至近距離まで近づいて写真も取れますがくれぐれもガイドの指示には良く従ってください。

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